熊本県立大学 髙橋 浩伸2021年11月17日時事コロナ禍におけるインテリアデザイン現代における建築計画・空間デザインの分野において、いまや古典的位置付けとも言えるE.T. Hallの『かくれた次元』は、近接学:Proxemicsの端緒を開くものであり、我々人間のコミュニケーションには状況に応じた最適な距離があることが示されていた。この近接学における対人距...
熊本県立大学 髙橋 浩伸2020年5月27日時事新型コロナウイルスに関する建築的視点 Ⅱ現在を俯瞰すれば、非常に多くの価値観が共存していることは誰の目にも明らかであろう。一人ひとりの価値観が違うことを認め、強いてその統一を求めないことが、政治や経済、教育など生活のあらゆる場面で見て取れる。しかし、このような価値観の違う人々が共存し、話し合いによってその違いを認...
熊本県立大学 髙橋 浩伸2020年5月17日時事新型コロナウイルスに関する建築的視点 Ⅰアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの代表作『星の王子さま』に、「大切なものは、目に見えない(Le plus important est invisible)」という有名な言葉がある。 2020年5月4日、厚生労働省は、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表。...